Webライターのメリットとデメリットは?副業で取り組む価値があるか検証

「副業でWebライターを始めてみたいけど、大変そう」
「会社員をしているけど、Webライティングの副業はできるかな」

副業でWebライターを始めようか考えている会社員の皆さん、こんな悩みはありませんか?

私もかつては、同じ悩みがありました。以前、事務職をしながら副業でWebライティングの仕事を請け負っていて、なんとか時間を作って副業に取り組んでいたことがあります。

「いつかWebライターとして独立したい」と考え、紆余曲折あったものの今ではフリーランスのWebライターになり3年が過ぎようとしています。

そこで今回の記事では、フリーランスのWebライター3年目の私が、この仕事のメリットとデメリットをお伝えしようと思います。

何かのきっかけになれば幸いです。ぜひ参考にしてくださいね!

Webライターのメリット

まずはWebライターのメリットをお伝えします。

低リスクで始められる

Webライターは、パソコンと強いWiFiさえあれば始められる職業です。特別な資格も必要なく、パソコンに向かって文字が正しく入力できれば、誰でも挑戦できます。

法律や金融など専門性の高いジャンルでの執筆は最初は難しいかもしれませんが、「ライフスタイル」「子育て」「転職」「旅行」など、経験のあるジャンルの執筆なら比較的ハードルは低いでしょう。

ライティングスキルを身につけるために、YouTubeやネット情報を利用して独学で勉強するWebライターも多くいます。

取り組む前に大きな投資が必要なく、失敗しても何かを失うリスクも少ないことから、挑戦しやすい仕事だといえます。

手に職ができる

Webライティングができるということは、手に職ができるということです。

Webライターに必要とされる、論理的に物事を考え、わかりやすい文章を書けるスキルが身に付けば、会社員としてもレベルアップできるでしょう。

万が一、仕事を辞めることになった場合でも手に職があれば安心です。つなぎとして在宅で書く仕事ができたり、転職の際のアピールポイントとして役立ったりします。

文章をわかりやすくまとめる力ができるのは、大きなメリットの1つですね。

どこでも働ける

Webライターの仕事は、パソコンさえあれば自宅でもカフェでも、好きな場所で働けます。

もし会社員をしながら副業でライティングの仕事をするなら、たとえば通勤電車の中でスマホから構成を作成したり、リサーチしたりできるでしょう。

そして日中は仕事をして、家に帰ってパソコンで執筆すれば効率よく執筆できます。

フリーランスで本業として働く人の中には、世界を旅しながらWebライティングの仕事をする人もいます。柔軟にどこでも働けるのは、メリットだといえるでしょう。

移動しながら働く人のことを、ノマドワーカーといいます。

やればやるだけ儲かる

Webライティングの仕事は、頑張って執筆すれば、それだけ儲かります。

クラウドソーシングサイトに登録して、簡単な案件から少しずつ実績や実力をつんでいけば、案件が途切れないライターになるでしょう。

会社員だと月額固定で働く必要があり、残業も毎月あるとは限りません。自分で稼ぐ金額をコントロールできませんが、Webライターの仕事は契約企業さえあれば自分で稼ぐ金額を決められます。

さまざまなクラウドソーシングサイトやプラットフォームに登録し、自分の状況に応じて仕事量を調節しながら働くことも可能です。

私は冬があまり体調が良くないので、冬以外の期間でしっかり働くよう仕事量を調節しています。

知識が身につく

Webライティングの仕事は、新しい知識に触れる機会が多い仕事です。

これまで知らなかったことがわかり、世界が広がります。仕事をしながら勉強できて、それでお金がもらえるなんて、とても素敵な仕事だな、といつも思います。

好奇心が旺盛で、知識欲のある人にとって、Webライターはぴったりの仕事だといえるでしょう。

学生時代、書籍を読んでレポート作成する課題に取り組んだ人も多いと思います。Webライターの仕事はその作業に似ています。

Webライターのデメリット

Webライターの仕事は、いいことだけではありません。ここでは、デメリットも解説します。

初めは稼ぐのが難しい

始めたばかりの頃は、単発の案件ばかりで継続的に仕事をもらえない可能性があります。そうすると安定的に稼げなくなり、嫌になって辞めたくなるかもしれません。

また、1文字あたりの単価が1円未満の仕事しかもらえず、どれだけ書いてもなかなか稼げない、という状況に陥りがちです。

そこで諦めてしまうライターさんは多いのですが、しっかりとスキルを身につければ月に1万、5万、10万…と着実に報酬アップを狙えます。

初めの内は稼ぐことよりも、ライティングスキルを身につけることにフォーカスしましょう。

細かいルールがたくさんある

Webライターとして企業案件を受注すると、企業からマニュアルが渡されます。そこには、使ってはいけない単語、表記、入稿の仕方など、さまざまなルールが記載されています。

慣れないうちは、ルールが細かすぎてマニュアルを確認するのに時間が取られ過ぎるかもしれません。

私も正直言って、最初はルールの多さにげんなりしました……

しかし、これは慣れの問題です。何度も執筆を繰り返していると、ルールが自然と身に付きます。さらに、どのクライアントと仕事をしても、基本的なルールは同じだとわかるので、一度しっかり覚えれば汎用性が高いといえるでしょう。

常に納期に追われる

Webライターの仕事は、常に納期に追われます。「今日から月末まで納品ラッシュで忙しい……」「修正指示が来て、まだ対応していない……」など、油断するとすぐスケジュールがいっぱいになってしまいます。

どこでも仕事ができる分、常に仕事に追われているような感覚があり、ストレスに押しつぶされることも少なくありません。

オンとオフの切り替えや、スケジュール管理能力が問われる仕事です。

向いていないとつらい

Webライティングを始めて「向いていない」と感じるのは悪いことではありません。誰にでも向き不向きがあり、やってみないとわからないですよね。

しかし、「向いていない」とわかった時点ですぐ辞められたらいいのですが、手元の案件の納品が完了するまで契約が終われないこともあります。

その場合、終了するまでつらさを抱えながら仕事することになってしまうでしょう。

たまに、相性の悪いクライアントや案件にあたると、つらくなることもあります…

差別化が難しい

今やWebライターは人気の職種となり、多くの人が挑戦しています。そのような状況では、専門性がなければほかのライターと差別化が難しくなる可能性があります。

初心者OKで条件の良い案件には、多くのWebライターが応募するため、なかなか案件が獲得できないでしょう。

稼ぎにくいことがわかると、Webライティングからは撤退したくなるかもしれません。

そのため、Webライターとして自分は何を提供できるか、常に考えて動く必要があります。

私も差別化の点ではたくさん悩みました……。その結果、BtoB特化のライターになって、差別化しようと決めました。

まずは副業でWebライティングに取り組んでみよう

ここまでWebライターのメリット・デメリットを解説しました。Webライターは、副業としてやってみる価値はあるのでしょうか!?

私は、あると思います!その理由は次のとおりです。

副業でWebライターの仕事をして、少しでも稼げるとこれまでの「働く」という価値観が変わります。

「会社に行かないとお金はもらえない」という固定概念が、「自分の力で、パソコン1台で、仕事ができる!」と変わると、人生に大きな影響を与えるでしょう。

つまり、会社に縛られる生活ではなく、自分が自分の人生をコントロールしやすくなるのです。

そのきっかけとして、気軽に始められるWebライティングの副業はおすすめです。簡単に始められて、合わなければすぐ辞めてもリスクはありません。

もし副業でWebライターを始めるか迷っていたら、一歩踏み出してみましょう!

おわりに

Webライターの仕事は、ほかの職業と同じようにメリット・デメリットがあります。

もし文章を書いたり、新しいことを調べたりするのが好きなら、副業からでも始めるのが良いでしょう。

初めは稼ぎにくいかもしれませんが、粘り強く取り組めば、スキルアップして報酬にも反映されるはずです。

やってみて合わなければ、ほかの副業を検討しましょう!

気軽に始めて、自分自身で実感してみてくださいね。