PREP法とは?Webライターが知っておきたい文章の型

PREP法(プレップ法)とは、「結論→理由→例→結論」の順で述べる文章の型です。PREP法を使うと、スムーズに文章が書けるようになります。

「ライティング途中で、筆が進まない」
「何を書きたいのか、わからなくなってきた」

執筆中、情報が混乱して読者に何を伝えたいかわからなくなって、手が止まってしまうことってありますよね。

その原因として「書くことを事前に整理できていない」という点が挙げられます。そこで思考を整理するために使えるのが、PREP法(プレップ法)です。

PREP法の型を覚えると、リサーチで集めた情報を整理しやすくなり、スラスラ書けるようになります。

そこで今回の記事では、PREP法の特徴、例文、メリット・デメリット、そしてWebライターが知っておくべき理由を解説します。

PREP法は誰でも使える簡単な文章術です!ぜひマスターしてくださいね。

PREP法とは「結論→理由→例→結論」で述べる文章の型

PREP法は、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字をとったものです。「プレップ法」と読みます。

Point(結論)〇〇は〇〇です。
Reason(理由)なぜなら、〇〇だからです。
Example(具体例)たとえば、〇〇できます/〇〇というデータがあります 等
Point(結論)したがって、〇〇は〇〇です。

PREP法の特徴は、結論を初めと最後に述べる点です。2度結論を伝えるので、読者は記事の訴求ポイントをすんなりと理解しやすくなります。

商業用のWebライティング、ビジネスメールといった「書く」場面だけでなく、プレゼンや上司との会話など、「話す」場面でもPREP法は有効です。

PREP法では言いたいことがスッキリまとまるので、ストレスなくコミュニケーションが取れるようになります。

PREP法を使った例文

PREP法を使った例文を紹介します。

テーマ:初心者Webライターが仕事を獲得する方法

【Point(結論)】
初心者がWebライティングの仕事を獲得するには、クラウドソーシングサイトの活用がおすすめです。
【Reason(理由)】
なぜなら、初心者でも応募できる案件が多数掲載されているからです。
【Example(具体例)】
私も未経験でWebライティングを始め、まずはクラウドソーシングサイトに登録しました。クラウドソーシングサイトで1年間経験を積んだおかげで、Webライティングスキルを身につけられました。充分な実績とスキルができ、その後はメディアに自分で応募し、直接契約を結んでいます。
【Point(結論)】
だから、未経験のWebライターはクラウドソーシングサイトに登録しましょう。

結論から伝えているので、初心者Webライターがどうすれば仕事を獲得できるか、理解しやすいですね。

2つの結論の間に、理由と実体験を伝えているので、読者は納得できるでしょう。

WebライターがPREP法を知っておくべき理由

企業メディアでライティングするWebライターにとって、PREP法は知っておくべき文章の型です。その理由を2点解説します。

ユーザーニーズのほとんどが「知りたい」だから

ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力するとき、その動機は「キーワードに関する情報が知りたい」だと考えられます。

そしてWebライターの役割は、「知りたい」と考えるユーザーのニーズを満たすことです。

ユーザーがタイトルを見て記事をクリックしたとき、PREP法が使われていれば、「知りたい」ニーズをすぐ満たせます。

結論が先に書かれているので、検索キーワードに対する答えを瞬時に得られるというわけです。

ユーザーはネットサーチで流し読みをしているので、PREP法で書けば欲しい情報をすぐ提供できますね。

リサーチで集めた情報を整理できるから

Webライティングの仕事には、リサーチ業務が含まれます。

トップ記事や一次情報を探す中で、伝えたいことがまとまらず、混乱してしまうことってありませんか?

そこで便利なのが、PREP法です。伝えたい内容をP・R・E・Pの型に当てはめるだけで、情報を整理できます。

ライターは情報を自分の中で整理できなければ、正しくアウトプットできません。執筆スピードも落ちて、作業効率が悪くなってしまいます。

そこでPREP法を練習して、わかりやすい文章術を身につけましょう。

記事の具体的な執筆方法は、こちらをご覧くださいね。

PREP法を覚えるメリット・デメリット

PREP法を覚えるメリットとデメリットを解説します。

メリット:面接やプレゼンなどビジネスシーンで活用できる

先ほどもお伝えした通り、PREP法は「書く」だけでなく「話す」場面でも使えます。

特に、面接やプレゼン、上司との会話などでPREP法を使うと、わかりやすいので相手に好印象を与えるでしょう。

例えば、プレゼンでの使用法を見てみましょう。

テーマ:先月のECサイトへのアクセス数増加の要因

【Point(結論)】
先月はECサイトへのアクセス数が〇万、前年比で〇%増となりました。
【Reason(理由)】
増加した背景として、SNSによる露出効果が挙げられます。
【Example(具体例)①】
インフルエンサーを起用し、インスタグラムで商品をPRしてもらったところ、ターゲットとしている20代女性からのアクセスが特に増加しました。
【Example(具体例)②】
また、季節に合わせた商品を中心にインスタグラムに投稿し、ECサイトへの流入を促せました。
【Point(結論)】
前月のECサイトへのアクセス増加の要因として、SNSでの「インフルエンサーの起用」と「季節に合わせた商品の紹介」があります。今月は、アクセス増に伴う売上の変化に注目します。

具体例は、複数あれば増やして問題ありません。Point(結論)を肉付けするような具体例を示しましょう。

デメリット:普段使いすると強すぎる印象を与える

デメリットは、ビジネスシーン以外の日常でPREP法を使うと、圧が強めになるという点です。

英語では結論を先に伝えるのが普通ですが、日本語の話し言葉ではあまり見られないですよね。

友達に「私はBTSが大好き。なぜならプロ意識が高く、歌もダンスも一流だから」と言ったら、ちょっと堅苦しいですよね。

それよりも「BTSって歌もダンスも一流だね。だからBTSが大好き」と言う方がナチュラルで柔らかくなります。

普段の話し言葉とPREP法はおそらく順番が逆になるので、初めは混乱するかもしれませんね。

でも、慣れたら仕事でとっても役に立ちますよ!

おわりに

PREP法は、読者にわかりやすく情報を伝えたいWebライターにとって、必須のスキルです。

PREP法は結論を最初と最後に述べるので、「早く答えが知りたい」と考えるユーザーニーズを満たせます。

ライターにとっても情報整理の役に立つのでぜひ覚えてくださいね。

慣れればカンタン!早速明日からの執筆にPREP法を使いましょう!