「副業」という言葉が一般的に広まり、企業はもちろん市役所も副業人材を求める時代になってきました。
神戸市役所が「副業人材」をクラウドワークス経由で募集し始めたのを初めて見たとき、本当にびっくりしました。
募集されていた案件は、広報誌に掲載する写真や記事作成、HPのモニタリングなどでした。
以前、神戸市に住んでいたことがあり、今はライティング業もやっているので「応募しようかな!?」と思いました。

私のように、条件の合う副業案件が、故郷や住んだことのある街、自然災害などの被害に遭った街であれば、「やってみたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。
企業や役所にとっては、スポットで優秀な人材を全国からゲットできるし、働きたい人もボランティアではなく副収入を得ながら地方の役に立つのは嬉しいですよね。まさにWin-Winです!
そこで今回の記事では、地方創生に焦点を当てた副業(複業/兼業)案件が見つかる求人サイトを紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
Loino(ロイノ):中長期の副業案件を掲載

Loino(ロイノ)は、リモート副業ができる案件を掲載しています。
特徴は、何といっても副業で携われる期間。
単発で終わる案件ではなく、3か月~1年と比較的長めのスパンの副業が掲載されています。
「じっくり事業を育てたい」そんな仕事のスタイルが好みの人に、ぴったりですね。
こちら私も登録して応募したことあるのですが、掲載案件数は少なめです(21年6月現在)。
県庁の女性活躍推進室での仕事など、魅力的な案件があるので今後数が増えることを期待したいですね!
Skill Shift(スキルシフト):自治体と積極的に連携

Skill Shift(スキルシフト)は、自治体が自ら地方企業の集客をして、副業案件を掲載するようサポートしています。
過去、八幡平市、南砺市、銚子市で導入し、成果をあげてきました。
地方都市にとっては人口低下が問題となっているため、副業をきっかけに移住につながる狙いもあるのだとか。
掲載案件は、企業はもちろん一般社団法人もあり多様な案件から選ぶことができます。
URL:https://www.skill-shift.com/
運営:株式会社みらいワークス
YOSOMON!(ヨソモン):「よそ者」人材を募集

YOSOMON!(ヨソモン)のネーミングは「よそ者」という単語から。
「よそ者」だからこそ固定観念に縛られず、地方企業の問題に取り組めるという思いが込められています。
特徴は、案件を発注している人の顔が見えるということ。
実際の求人ページを見てみると、発注者のプロフィールや募集する理由、具体的な業務内容、つくりたい社会や未来について、中身の濃い記事が掲載されています。
たとえリモートでも、発注者の熱い思いを知ることで手伝いたくなりそうですね!
Glocal Mission Jobs:5~10万円/月の求人が多数

Glocal Mission Jobsでは、5~10万円/月と比較的高単価の案件が中心に掲載されています。
特に、経営戦略、人事、マーケティング、IT戦略といった企業のコア事業に関する求人が多く、やりがいのある副業を求めている人にぴったりです。
県庁、老舗メーカーといった案件があり、リモート案件がメインなので都市部に住みながら大きな仕事ができるのが、魅力的ですね。
URL:https://glocalmissionjobs.jp/side_job/
運営:株式会社みらいワークス
ふるさと兼業:お試しプログラム有り

ふるさと兼業は、ふるさと納税をするかのようにスキルを地方に提供できるマッチングサイトを構築しています。
リモートワークはもちろん、二拠点を構えるWワーク、期間限定の移住、プロボノなど、多様なプログラムがある点が特徴です。
また、お試しプログラムで情報を収集してから副業できる制度も整っているため、安心して活用できます。
副業だけでなく、特に移住を考えている人にとって、おすすめした求人サイトです。
URL:https://furusatokengyo.jp/
運営:NPO法人G-net
まとめ:全部の「地方創生×副業」求人サイトに登録しよう
地方創生と副業に着目して、地方企業や自治体とリモート人材をマッチングする求人サイトを紹介しました。
もし今「副業の幅を広げたい」「都市部から地元に関わりたい」と思っているなら、ぜひ登録してみてください。
どの求人サイトがベストかわからなければ、全部登録してみることをおすすめします。
どのサイトもまだまだ掲載数が少なかったので、登録して頻繁にチェックすることでぴったりな副業が見つかりやすくなるからです。
「今年こそは副業をしたい」そんなとき、ぜひこの記事を参考に求人サイトにアクセスしてみてくださいね!
みんなで面白い働き方をしましょう!!